横浜のSEO対策会社の選び方|費用相場と契約前に確認する6項目

横浜市内に拠点を置くSEO対策会社の公開料金を並べると、月額16,500円(税込)のプランもあれば、月額30万円(税別)からの顧問契約もあります。任せる作業の範囲や契約期間、費用が発生する条件が会社ごとに異なるため、金額だけでは自社に合う依頼先を判断できません。
横浜・神奈川でSEO対策の外注先を探している中小企業の担当者に向けて、料金の見方と会社の選び方、契約前に確かめたいことをまとめました。
横浜でSEO対策を外注するときの費用相場

SEO対策(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)の料金形態は、月額固定型・成果報酬型・スポット型の3つに分かれます。費用を比べるときは、料金形態と任せる作業の範囲を両方見ます。同じ月額10万円でも、記事制作まで含む契約と月1回の助言だけの契約では、任せられる作業がまったく違うためです。
月額固定型は毎月決まった額で継続して支援を受ける
月額固定型で毎月任せるのは、キーワード調査や改善提案、記事制作などの作業です。成果が出る前の月も費用はかかります。ただ、月次の報告が契約に含まれていれば、何をしてもらったかを毎月把握でき、社内に進み具合を説明する材料にもなります。最低契約期間を設けている会社もあるので、何か月の契約になるかは見積もりの時点で聞いてください。
成果報酬型は決めた成果に届いたときに費用が発生する
順位を成果とする契約なら、対策したキーワードが決めた順位に入るまで成果報酬はかからず、成果が出るまでの支払いを抑えられます。ただし、成果報酬とは別に初期費用などがかかる契約もあるので、順位にかかわらず発生する費用があるかも聞いてください。
支払額はキーワードごとの単価や成果とする順位、順位の計測方法で変わるため、この3つは契約前に文書で決めます。注意したいのは、検索する人の少ないキーワードだけを対象にする契約です。
順位が上がっても、問い合わせにつながらないことがあります。対象のキーワードは、どれくらい検索されているかに加えて、その語で探す人が自社のサービスを必要としているかも見て決めます。
スポット型は診断や内部対策を1回だけ依頼する
継続の支援は含まれないため、その後の改善を自社で続けるのか、別に依頼するのかを先に決める必要があります。向いているのは、社内に更新できる担当者がいる会社や、継続契約の前に依頼先の力量を見極めたい会社です。
横浜に拠点を置く会社の公開料金
横浜市内に拠点を置く会社が公式サイトで公開している料金を、税込・税別の表記もそのまま掲載しています(2026年9月30日時点)。
| 会社名(所在地) | 料金形態 | 公開されている料金 | 契約期間 |
| コード株式会社(神奈川区) | 個別見積もり | SEO対策支援サービス10万円(税別)〜 | 記載なし |
| 竜宮小宮(磯子区) | 月額固定型 | 月額2万円〜・5万円〜・10万円〜の3プラン(税抜) | 1年単位 |
| Law’z合同会社(中区) | 月額固定型・スポット型・成果報酬型 | 月額16,500円・33,000円・165,000円(税込・キーワードの規模別)、単発55,000円・110,000円・330,000円(税込)、成果報酬型は料金ページに金額の記載なし | 月額制は最初3か月、以降6か月ごと |
| 株式会社ハマ企画(西区) | スポット型・月額固定型 | SEO診断5万円、コンテンツ診断10万円、顧問サービス月額30万円〜(いずれも税別) | 顧問サービスは最低6か月〜 |
表の金額は各社の公開料金で、「〜」が付くものはプランの下限の金額です。実際の見積額は依頼内容によって変わります。候補の各社に同じ作業内容と期間を伝え、月額料金の期間分と1回ごとの料金の内訳がわかる見積もりを出してもらいましょう。
比べるときは税込・税別の表記もそろえます。たとえば税込33,000円の月額プランなら、税別の30,000円に直してから、税抜で示された月額2万円や5万円のプランと並べます。
全国の相場や施策別の料金は、次の記事にまとめています。
▶︎関連記事:SEO対策の費用相場はいくら?施策別の料金・外注vs内製の選び方を徹底解説
横浜・神奈川のSEO対策会社を選ぶ5つの基準

公開料金だけでは会社の違いが見えないので、2〜3社から見積もりを取ったら、次の5つの基準で比べます。
作業範囲が見積書に書かれている
見積書の項目が「SEO対策一式」の1行だけなら、どの作業を毎月何件行うのかを書き出してもらいます。SEO対策の作業にはキーワード調査、サイト内部の修正、記事制作、外部サイトからのリンク獲得などがあり、どれが含まれるかで金額も進め方も変わります。
報告書に順位以外の数字が入る
順位だけでは、SEO対策で問い合わせがどれだけ増えたかを社内に説明できません。報告書には、Google Search Console(Googleが無料で提供する検索パフォーマンスの分析ツール)の表示回数とクリック数を載せてもらいます。自然検索から来た人の問い合わせ件数も載せてもらえるか聞きます。
件数を数えるツールのほか、フォームの送信だけを数えるのか電話も含めるのかまで決めてください。報告の数字を社内の問い合わせ記録と突き合わせれば、売上に近い数字で成果を説明できます。
Webサイトの修正を誰が担うか決まっている
改善提案だけを出す会社に頼む場合、修正を担うのは社内か別の制作会社です。SEOで見つかった課題が、サイトの構成やLP(ランディングページ)の作りにあることもあります。
修正の担当や連絡の窓口が決まっていないと、提案を受けても直せないまま月が過ぎていきます。では、修正作業は契約に含まれるのか、別料金なのか。見積もりの時点でこれを聞き、誰が修正を担当し、どの窓口を通じて依頼するかも決めます。
契約期間と解約の条件が明記されている
最低契約期間は、上の表で契約期間を公開している3社だけでも3か月から1年まで幅があります。契約書では期間の長さのほか、途中で解約するときに違約金がかかるかを見ます。
解約の申し出を何か月前までに出す必要があるかも、読み落とせない項目です。申し出の期限がわかれば、その前のどの時点でどの数字を見て継続を判断するかを先に決めておけます。
作業体制と責任者がはっきりしている
作業を外部に再委託している会社では、窓口の担当者と実際に作業する人が別になり、作業の中身についての質問に答えが返るまで時間がかかることがあります。
初回の打ち合わせで、窓口・作業担当・品質確認の責任者がそれぞれ誰か、質問に何営業日で答えてもらえるかを聞けば、各社の体制の違いを比べられます。
地元の会社に頼むメリットと所在地にこだわらなくてよいケース

横浜の会社に頼む利点は、対面の打ち合わせを入れやすいことです。ただし、訪問での打ち合わせに応じるかは会社によって違います。対面を重視するなら、問い合わせの時点で打ち合わせの方法と頻度を聞きます。
地域の商圏に詳しい会社かは、所在地だけではわかりません。Googleも、SEO業者に聞く質問の例として対象の国や地域での実績を挙げています。
見るべきは、神奈川県内の同業種や似た商圏での支援実績。店舗や営業所が県内にあるなら、実績を聞くときに自社が集客したい地域も伝えます。そのうえで、横浜駅周辺や川崎、湘南といった地名を含むキーワードを狙うべきかを相談します。
次のような場合は、所在地より対応範囲や専門性を優先して選べます。
- 全国に商品を販売するECサイトや、商圏が地域に限られないBtoBの事業の場合
- 社内でオンライン会議に対応でき、対面の打ち合わせを必要としない場合
- 医療や士業など、業種特有の規制に詳しい会社を優先したい場合
契約前に確認したい6項目

契約前の打ち合わせでは次の6項目を各社に聞きましょう。回答があいまいなまま残った項目は、契約書か仕様書に書いてもらいます。項目は、Googleの「SEO 業者の利用を検討する」で示された注意点をもとに選んでいます。報告の頻度や目標の数字を具体的にし、解約や再委託などの契約条件を加えました。
| 確認項目 | 聞くこと | 回答があいまいなときのリスク |
| 作業範囲 | 毎月の作業内容と成果物は何か | 支払いに見合う作業かを判断できない |
| 報告の頻度 | 報告は月何回で、変更内容と理由まで説明するか | サイトに何をされたか把握できない |
| 順位以外の目標 | 表示回数・クリック数・問い合わせ数を目標に置くか | 順位以外の成果を評価できない |
| 解約条件 | 最低契約期間と途中解約の扱い | 成果が出なくても契約が続く |
| 再委託の有無 | 作業を外部に出すか、出すなら誰が責任を持つか | 品質と回答の速さが読めない |
| 被リンク施策の中身 | リンクをどこから、どのように集めるか | スパムポリシーに反する施策かを判断できない |
被リンク施策では、検索順位を操作する目的のリンク売買など、Googleがスパムポリシーで禁じる方法が含まれていないかを慎重に見極めます。違反したサイトは、検索順位が下がったり、検索結果に表示されなくなったりすることがあります。
成果報酬型の「10位以内に入ったら費用が発生する」という条件と違い、「10位以内を保証する」と順位そのものを約束する会社には注意が必要です。Googleの「SEO 業者の利用を検討する」にも「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません」と明記されています。
診断を受けるためにGoogle Search Consoleの情報を共有する場合も、「SEO 業者の利用を検討する」の案内に従います。付けるのは、読み取りだけができる権限(Search Consoleでは「制限付きユーザー」)です。
▶︎関連記事:SEO外注のメリット・デメリットと費用相場|失敗しない発注先の選び方
依頼先を決める前に使える横浜市内の相談窓口
何を外注するかが社内で決まっていない場合は、公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC横浜)の専門家出張相談を利用できます。対象は横浜市内に事業所がある中小企業です。ITコーディネーターなどの専門家が事業所まで来て、Webサイトからの集客を含むIT活用の相談にも応じてくれます。
2026年9月30日時点の案内では、1回2時間程度の相談を内容に応じて最大10回まで受けられ、費用は1回10,490円です。1社あたり年1回は無料です。
横浜型地域貢献企業の認定を受けた企業や、BCP(事業継続計画)の策定を検討している企業などには、別の無料枠もあります。相談で整理した課題と予算をSEO対策会社に伝えれば、必要な作業に絞って見積もりを依頼できます。
SEOで何ができるのかを先に知りたい場合は、基本の施策をまとめた次の記事を読んでみてください。見積書の各項目が何の作業なのか、判断がつきます。
▶︎関連記事:SEO対策とは?初心者がまずやるべき基本と上位表示の3大要素を徹底解説
まとめ
公開料金の安さだけで候補を絞ると、必要な作業が抜けた会社を選びかねません。まず依頼したい作業を整理して、候補の2〜3社から見積もりを取りましょう。
料金形態と作業範囲をそろえて比べたうえで、毎月の作業内容と報告の方法、解約の条件まで契約書に書いてもらえる会社を選びます。
SEOコンサルに依頼できる仕事や費用相場、依頼先の選び方を詳しく知りたい場合は、次の記事をご覧ください。